デジタルデータを直接出力可能です
ラムダプリントは、イラストレーターやフォトショップなどのデザイン専用ソフトウェアからのデジタル出力を使い、銀塩感光材料に直接レーザー露光が可能な大型デジタルレーザープリンタを用いた印刷です。
ちなみに、銀塩は感光材料の呼び名で従来の写真に使用され続けられていたものです。
例えば、印画紙は写真を焼き付けるための専用の用紙ですが、露光機を使って印画紙に画像を焼き付ける、これを現像液や定着液などの薬品に浸すことで銀塩による化学変化が生じて、写真を作り出すことができます。
ラムダプリントを可能にしているのは、東京千代田区に本社を置いている株式会社ラボ東京、昭和53年創業のプロラボです。
株式会社ラボ東京が手掛けているデジタル銀塩プリントは、シャープネスおよび豊かな階調、生き生きとした発色、どのようなインクジェットと比べても発色力が高いこと、そして豊かな階調性を持つなどの特徴があります。
これらの特徴からも、デザイナーをはじめフォトグラファーやコンテンポラリーアーティストなどの分野においての評判も高いとされます。
イラストレーターやフォトショップなどで製作したデジタルデータを直接利用できるため、印刷に関わるコストおよび時間を大幅に節約できますし、ラムダプリントを活用することで最大幅1,230mm、最長15mのサイズまで印刷を可能にするメリットもあります。
また、デジタル銀塩プリントに使用する印画紙は4種類用意されているため、写真のクオリティにも良い効果を与えてくれます。